ちょっとした息抜きも大切だった。
こんにちは、ももです^^
今回の記事は前回の「最近の悩み。」に引き続き、息抜きをしてどう心境が変わったのかを書いていきます。
前回、「最近の悩み。」で現在の学科に満足しておらず、転科したいということを綴っていましたので、読まれていない方はそちらを先に読んでもらえると話がスムーズに進むと思います。リンクを張っておきますね↓↓↓
今回は、初めて授業をさぼった話、息抜きをしみてどう心境が変わったのかの2つを書いていきます。
初めて授業をさぼった話
5月23日、私はカンボジアの大学に来て1か月目にして初めて授業を欠席しました。しかもずる休み…。
でも休むって決断するのもかなり時間がかかったし、たくさん考えてやったことなんです。決して授業を休んで遊び呆けたり、だらだらと過ごしていたわけではありません。
あるキリロムの日本人スタッフに、最近の悩みを相談すると、
「授業を休んでみて好きなこと、やりたかったことをやってみるといいよ」
といわれてから、私は自分の考え方が狭かったことに気づかされると同時に、その手があったか!と感銘を受けました(笑)
もう大学生。責任を取るのは自分自身ですが一度「やらなければいけないこと」を放棄し「やりたいこと」を徹底的にやるのもいいのでは??と思いました。
この日は英語やIT、ビジネスの授業は参加したのですが、一番苦に感じるホスピタリティの授業を2時間休みました。
またこの日は、※Vキッズに日本語の授業をする同期の一人に予定があったため、私はその子の代理ということで、念願のVキッズに日本語の授業をさせてもらいました。
(※キリロム工科大学付属インターナショナルスクールに通う日本人小学生)
インターナショナルスクールには7,8人の日本人がいるのですが、年齢はバラバラ。また、日本語でのほうが話しやすい子と英語でのほうが話しやすい子がいて、日本語で質問をしても英語で返されることがありました。
そのため授業は一人一人に教えるという感じで、日本語の先生をする大学生も3人がかりです。
最初はみんな緊張して、話してくれないかな?と思っていましたが、案外自己紹介をすると、みんな「ももちゃん、ももちゃん」と仲良くしてくれました^^
生徒一人ひとり進捗状況が異なっていますが、高学年と低学年の2グループに分かれており、今回私は高学年の子の授業を担当しました。
最初は漢字の読み書きの練習をしたのですが、みんな分からなくなったらお喋りをしたり、落書きをしたりするんです。
私も小学生高学年を海外で過ごしたから分かるんですけど、漢字が苦手になるんですよね(笑) 覚えようとしても、使う時がなかなかないため、どんどん忘れていくんです…。
海外で過ごした小学生時代はまた今度詳しく記事にしますが、とにかく漢字が苦手で、一週間に一回通っていた日本人学校でも漢字のテストはボロボロでした。
今でも母親に、買い物の「かい」の字を「貝」と書いていたことなどを笑われます(笑)
話を戻します…。
みんな漢字に苦戦していたのですが、最年長の女の子がかなりの努力家で、もしも漢字がわからなかったとしても、教えてもらったら、何回も何回も覚えるまで書き続け、とにかく一回で覚えようとする姿が見られました。私がこの子くらいの時は、分からない漢字は後回しって感じだったんで、今回とてもびっくりしたし感心しました。
漢字が一通り終わると、IT学科の友達(日本語の先生)がペーパーテストを作ってきていて、高学年の子達はテストをしました。
正直、友達が作ってきたペーパーテストを見て、本気で小学生たちと向き合っているんだなと思いました。
また、小学生の一生懸命にテストを受けている姿を見たら、きっと長く教えれば教えるほどやり甲斐を感じられるのだろうな。と思い、ますます本格的に授業をしたいと思うようになりました。
最後に、文部科学省が日本からカンボジアに送ってきた、教科書を音読。
久しぶりに「まるよみ」(句読点の丸まで一人の生徒が読み、丸まで読んだら交代する音読法)という言葉を聞いて小学校時代を思い出しました。
毎回物語の1段落だけ読むそうなのですが、今回は「ごんぎつね」の二段落目まで読み、私まで続きが気になるハメに(笑)
物語の続きは来週の火曜日らしいのですが、私は残念ながら参加できないためインターネットで続きを検索します(笑)
こんな感じで、1時間の授業が終わりました。
あえて言葉を選ばずに言うなら、ホスピタリティの授業を受けるよりも時間の流れがあっという間で、学問とは別のことが多く学べた気がしました。
その後は、先輩たちが設置したいクラブをプレゼンし、先生方に認めてもらい費用をもらう、という発表会に少しだけ参加させてもらいました。
(クラブが正式に設置されたら詳しく書こうと思います)
IT学科の友達と帰宅をしていると、丁度Vキッズと一緒になり、今日初めて話した子が「今日の授業の問題出してーーー!」とたくさん話しかけてくれて本当にうれしかったし、また関わりたいなと心の底から思いました。
息抜きをしみてどう心境が変わったのか
IT学科の友達、そしてVキッズと別れた後に、私は一人でキリロムの森を散策してみました。(森といっても芝生です)
1時間ほど芝生をひたすら歩き回ったり、松ぼっくりを拾ったり、座ってゆっくりしたりしたのですが、今日はそこまで暑くなかったということもあり、かなりリラックスできました。
Vキッズに授業を教えていた時間はあっという間だったのに、一人でいろいろなことを考えながら過ごす1時間はとてもゆっくりで、本当に自分のやりたいことって何だろうって真剣に向き合い、考えることができました。
実は、昨日かなり感情的になってしまう出来事があり、号泣したんです(笑)
具体的には、19:00~21:00の間にホスピタリティの先生が電話を掛けてくる課題があるのですが(詳しくは前回の記事に書かれています)、それが掛かってこなかったため、ダイレクトメッセージで先生になぜかけてこなかったの?と連絡をしました。
英語間違ってるかも…。
私「先生、どうして今日は私たちに連絡してこなかったんですか?」
先生「私は今大事な仕事の最中なんです。」
私「もし先生が電話してこないなら、それを私たちに伝えてほしいです。」
先生「ももかさん、もし本当の業務だったらいつ客が電話を掛けてくるかわからないでしょう。」
はあああああああああああああああああああ????????!!!!!!
確かに本当の業務だったら、お客さんはいつ電話を掛けてくるかわかりません。でも私の本業は学生だし、給料ももらってない。あくまで先生が「課題」と称して始めたもの。それなら19:00~21:00の間に誰かしらに電話をかけるのが普通でしょう…。とか言いたいけど、多分わかってもらえないでしょう。そう思い、納得していないながらにOk...とだけ送信しました。
この先生との会話を愚痴るために、外で話していたホスピタリティ学科の日本人女子2人に言うと、
「ずっと待ってる必要ないよ、自分のやりたいことやったらいいんだよ」とアドバイスをくれました。
でも、私の英語力では違うことをしているときに、かかってきた電話に応答できる自信がなく、電話がかかってくるのを今か今かと待ちながら、ずっとキリロムパインリゾートのパンフレットを眺め値段を覚えたり、ベットのサイズを覚えたりしています。
私は、自分の英語力の低さと、何をやっているのかわからない時間が続きすぎたことでどこに怒りや、劣等感をぶつけたらよいのかわからず号泣してしまいました。
幸い、みんな外でキャンプファイヤーをしながら話ていたので部屋には私一人。
この時かなり感情的になっていて、明日ホスピタリティの授業は絶対に出ない!と決めていました。
まあ、それで冷静さを少し取り戻せたり、Vキッズと関わることができたので結果オーライでしょう…。
今だにきちんと整理のついていない感情ですが、今回の息抜きは本当に自分のためになったし、このような時間は私には定期的に必要不可欠だということがわかりました。
今はIT学科に転科したいという気持ちはかなり強いのですが、まだ決めるときじゃないなあと自分の中で思っています。
完璧に冷静さを取り戻せたときに…IT学科とホスピタリティ学科を対等に比較できるようになったときに決断しようと思います。
最後になりますが、私はこのホスピタリティ学科で本当にいい仲間たちと出会えたことに感謝しています。
どんなに疲れた日でも、どんなにホスピタリティの授業が苦でも、寮に帰るとなぜか笑顔になれるし、転科の件も判断が鈍ってしまいます…。
こんな良い子達と出会えたことはきっと何かの御縁なんだと思い、ホスピタリティ学科を4年後卒業するのも悪くないのかもしれませんね…。
何か良いところがあると、悪いところもあるもんなんですね。
まだまだ時間はあるので転科についてもっと考える必要がありそうです^^
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました!!